睡眠障害
Sleep Disorders

眠れない夜が続いている、眠ってもすっきりしない、朝が起きられない——睡眠の問題は、仕事や日常生活の質を大きく左右します。エクシアクリニックトーキョーでは、京橋という通いやすい立地で、睡眠障害の背景にある原因を丁寧に探り、薬に頼るだけでない根本からの改善をめざした診療を行っています。「眠れないのは当たり前」と諦めていた方も、ぜひ一度ご相談ください。

目次

当院の睡眠障害の診療における特徴

睡眠の問題の「背景」まで丁寧に聴く

「眠れない」という症状の背景には、仕事のストレス、人間関係の悩み、育児や介護による生活リズムの乱れ、更年期に伴う身体の変化など、さまざまな要因が絡み合っています。当院では、症状の名前だけで判断するのではなく、その方がどのような生活を送り、どのような経緯で眠れなくなったのかを丁寧に伺います。

ナラティブ・メディスン(その人の物語を大切にする医療)を基盤に置く当院だからこそ、「なぜ眠れないのか」を一緒に考え、その方の人生の文脈に寄り添った診療ができます。

ホルモンバランスや栄養状態が睡眠に与える影響を評価する

睡眠には、メラトニン(睡眠ホルモン)やコルチゾール(ストレスホルモン)、女性・男性ホルモンなどが深く関わっています。更年期には女性ホルモンの急激な低下が睡眠障害を引き起こすことがあり、副腎疲労によるコルチゾールリズムの乱れが夜中に目が覚める原因になることもあります。

また、マグネシウム、ビタミンB群、鉄、亜鉛などの栄養素の不足も、睡眠の質に影響を与えます。当院では一般的な血液検査に加えて、こうした栄養・ホルモンの状態を精密に評価し、眠れない原因をより深いところから探ります。

睡眠時無呼吸症候群など見落とされがちな疾患も確認する

「眠れない」という訴えの中には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れているケースがあります。SASは眠っている間に呼吸が繰り返し止まる病気で、熟睡感のなさや日中の強い眠気、起床時の頭痛などを引き起こします。自覚しにくいため見過ごされやすいのですが、高血圧や不整脈、心臓への負担にもつながる重要な疾患です。

当院では、睡眠の問題を訴える方には睡眠時無呼吸症候群の可能性も念頭に置き、必要に応じて簡易検査や専門医への紹介も行っています。

薬だけに頼らない生活習慣・栄養・ホルモンからの改善を提案する

睡眠薬や睡眠導入剤は、短期的には有効な選択肢ですが、根本的な原因が改善されなければ薬への依存が長引くこともあります。当院では必要に応じて薬を使いながらも、食事・運動・就寝前の習慣・光環境など、生活習慣全体を見直すことを大切にしています。

栄養療法や漢方、ホルモン補充療法など、その方の原因に合わせた治療の組み合わせを提案することで、「薬を減らしていける身体づくり」をともにめざします。

統合医療の視点で、こころと身体の両面から整える

睡眠の問題は、こころと身体が深くつながっている領域です。不安や抑うつが眠りを妨げていることもあれば、身体の痛みや不快感が原因のこともあります。当院は、西洋医療の知見に加え、栄養療法・ホルモン療法・漢方など統合医療の視点を持って診療にあたっています。

「眠りの問題はメンタルの問題」と片づけるのではなく、身体的な要因も含めて丁寧に評価し、総合的に整えていくことをめざします。

睡眠障害とは

睡眠障害は、眠れない(不眠)、過剰に眠ってしまう(過眠)、眠っても質が悪い、睡眠中に異常な行動がみられるなど、睡眠に関するさまざまな問題の総称です。日本では成人の約20〜30%が何らかの不眠症状を抱えているとされています。

代表的なものとして、入眠困難(なかなか眠れない)、中途覚醒(夜中に何度も目が覚める)、早朝覚醒(朝早く目が覚めてしまう)、熟眠障害(眠れているはずなのにすっきりしない)などがあります。これらは単独で現れることもあれば、複数が重なることもあります。

睡眠障害の主な原因

睡眠障害の原因は多岐にわたります。ストレスや不安などの精神的な要因はよく知られていますが、それ以外にもさまざまな身体的な原因が関係していることがあります。

更年期のホルモン変化は、女性に多い睡眠障害の一因です。ほてりや発汗によって夜中に目が覚めたり、精神的な不安定さが入眠を妨げたりすることがあります。副腎疲労によるコルチゾールの分泌リズムの乱れも、夜中に突然目が覚める原因になることがあります。

また、甲状腺機能異常、血糖値の不安定さ(機能性低血糖)、カフェインの過剰摂取、スマートフォンやパソコンによるブルーライトの影響、運動不足なども、睡眠の質を低下させる要因として挙げられます。

当院の診療の流れ

初診時は、まず睡眠の状態について詳しく伺います。いつ頃から眠れなくなったか、どのような状況で眠れなくなるか、何時頃に目が覚めるか、日中の状態はどうかなど、睡眠の様子を丁寧に確認します。あわせて、生活習慣やストレスの状況、服用中の薬なども確認します。

必要と判断した場合は血液検査を行い、栄養状態やホルモンバランス、甲状腺機能などを評価します。その結果をもとに、原因と考えられることをわかりやすくご説明し、治療方針を一緒に検討します。睡眠薬が必要な場合はご相談の上で処方しますが、生活習慣の改善や栄養・ホルモンの調整を組み合わせた、薬に頼り過ぎない治療を大切にしています。

よくある質問

睡眠薬を使わずに治療できますか?
原因によっては、生活習慣の改善や栄養療法、ホルモン療法などを組み合わせることで、薬を使わずに睡眠の質が改善するケースがあります。ただし、症状の程度や原因によっては、一時的に睡眠薬を使用することが適切な場合もあります。まずはご相談いただき、その方の状態に合わせた方法を一緒に考えます。
更年期からくる睡眠障害にも対応できますか?
はい、対応しています。更年期のホルモン変化に伴う睡眠障害は、ナチュラルホルモン補充療法が有効なケースがあります。ほてりや発汗、気分の不安定さなど更年期の症状を総合的に評価した上で、最適な治療法をご提案します。
「眠れない」と「朝起きられない」は別の問題ですか?
関連していることもあります。夜眠れない(入眠困難)が続くと朝起きられなくなりますが、朝起きられない原因が副腎疲労やホルモンバランスの乱れによるものの場合、そもそも夜間の睡眠リズムが乱れていることがあります。どちらの症状も、丁寧に原因を探ることが大切です。
子どもでも受診できますか?
当院は成人の方を主な対象としております。お子様の睡眠のご不安については、小児科など専門の医療機関へのご相談をお勧めします。
受診前にできることはありますか?
受診前に、「いつ頃から眠れなくなったか」「何時頃に目が覚めるか」「日中の眠気や倦怠感はあるか」「生活リズムや食事・飲酒習慣」などをメモしておくと、問診をよりスムーズに進めることができます。服用中の薬がある場合は、薬の名前がわかるものをお持ちください。