糖尿病
Diabetes

糖尿病は、血糖値が慢性的に高い状態が続くことで全身の血管や臓器を傷つける病気です。日本では約1,000万人が糖尿病を抱え、予備群も含めると2,000万人以上と推定されており、放置すると神経障害・網膜症・腎症などの合併症につながります。特に2型糖尿病は生活習慣と深く関係しており、早期からの介入で改善・予防が可能です。エクシアクリニックトーキョーでは、「血糖値を薬で抑える」だけでなく、”代謝を整える”視点から、京橋エリアの患者様の根本的な血糖管理をめざしています。

目次

当院の糖尿病における特徴

特徴

「代謝を整える」という根本的アプローチ

血糖値を下げる薬を飲み続けるだけの管理にとどまらず、「なぜ血糖が上がるのか」「インスリン抵抗性の背景に何があるか」を深く探ります。ストレス・睡眠不足・腸内環境・栄養状態・ホルモンバランスなど、代謝に影響する多くの要因を評価したうえで治療計画を立てます。

食事療法・運動・栄養補充の組み合わせ

血糖変動を安定させるために、糖質の適切な管理を中心とした食事法を指導します。インスリン感受性を高める筋力トレーニング・有酸素運動の重要性もお伝えし、マグネシウム・ビタミンB群・クロムなど血糖代謝を支える栄養素の補充も必要に応じて行います。

血液データの詳細解析

一般的な健診では見落とされがちな、インスリン抵抗性・慢性炎症・酸化ストレス・ホルモンバランスなどを詳細に分析します。血糖コントロールの状態(HbA1c・空腹時血糖・食後血糖の変動)を精密に把握し、オーダーメイドの治療計画を立てます。

パーソナルトレーニングとの連携

筋肉はブドウ糖を消費する大切な臓器です。筋肉量を増やすことはインスリン感受性の改善に直結します。当院では医師の方針に基づいたパーソナルトレーニングをご提供し、血糖値の安定を運動の面からも支えます。

合併症の早期発見と継続的な管理

糖尿病網膜症・神経障害・腎症(糖尿病三大合併症)の早期発見に向けた定期検査を行います。必要に応じて眼科・腎臓内科などの専門医療機関と連携し、合併症の進行予防に取り組みます。

糖尿病とはどのような病気か

糖尿病とはどのような病気か

糖尿病は、インスリンの分泌不足または効き目の低下(インスリン抵抗性)により、血液中のブドウ糖(血糖)が過剰な状態が続く代謝疾患です。高血糖が持続することで全身の微細血管・大血管が傷つき、様々な合併症を引き起こします。

糖尿病の種類

糖尿病の種類

1型糖尿病は、自己免疫反応などによって膵臓のインスリン産生細胞が破壊され、インスリンがほとんど産生されなくなる疾患です。発症年齢は比較的若く、インスリン注射が不可欠です。

2型糖尿病は糖尿病全体の約90〜95%を占め、遺伝的素因に生活習慣(過食・運動不足・肥満・ストレスなど)が加わることで発症します。初期は生活習慣の改善で対処できることが多く、当院で主に対応するのもこのタイプです。

糖尿病の症状

糖尿病の症状

初期には自覚症状がほとんどないのが特徴です。血糖値が非常に高くなると、口の渇き・多飲・多尿・体重減少・疲れやすさなどが現れることがあります。合併症が進行した段階で初めて気づくケースも多いため、定期的な健診が重要です。

糖尿病の診断基準

糖尿病の診断基準

初期には自覚症状がほとんどないのが特徴です。血糖値が非常に高くなると、口の渇き・多飲・多尿・体重減少・疲れやすさなどが現れることがあります。合併症が進行した段階で初めて気づくケースも多いため、定期的な健診が重要です。

症状がないからといって放置することが最も危険です。定期的な血圧測定と適切な治療継続が重要です。

合併症について

合併症について
検査項目 診断基準値
空腹時血糖 126mg/dL以上
随時血糖 200mg/dL以上
HbA1c 6.5%以上
75g OGTT 2時間値 200mg/dL以上

(日本糖尿病学会の基準に基づく。複数回の確認が必要な場合あり)

当院での治療方針

当院での治療方針

生活習慣改善指導(食事療法・運動)を基本に、必要に応じて薬物療法(経口血糖降下薬・GLP-1受容体作動薬・インスリンなど)を組み合わせます。栄養療法(血糖代謝を支える栄養素の補充)と運動指導を並行して進め、薬を減らしながら血糖を安定させることをめざします。

こんな方におすすめです

こんな方におすすめです

健診で「血糖値が高め」「HbA1cが引っかかった」と言われた方、すでに糖尿病と診断され薬を減らしたい・生活習慣から改善したい方、合併症が心配な方、忙しい中でも効率的に体を整えたいビジネスパーソン・経営者の方は、ぜひご相談ください。

よくある質問

血糖値が少し高いだけでも治療が必要ですか?
「境界型(糖尿病予備群)」の段階から生活習慣を改善することで、糖尿病への進行を予防できます。薬が必要ない段階でも、食事・運動・栄養管理の指導を行うことで将来のリスクを大幅に下げることが可能です。
糖尿病の食事療法で「何を食べてはいけない」のですか?
特定の食品を完全に禁止するよりも、総エネルギー量・糖質の量とタイミング・食物繊維の摂取量などを意識することが重要です。当院では患者様の生活スタイルや好みに合わせた実践的な食事アドバイスを行います。
インスリンを使い始めると一生やめられないのですか?
2型糖尿病の場合、インスリン使用は必ずしも永続的ではありません。生活習慣の改善・体重減少・運動習慣の定着などによって膵臓の機能が回復し、インスリンから経口薬に移行したり、薬なしで管理できるようになるケースもあります。
糖尿病と肥満はどう関係しているのですか?
内臓脂肪の蓄積はインスリン抵抗性を悪化させ、血糖コントロールを困難にします。体重を5〜10%減少させるだけでも血糖値・HbA1cが有意に改善することが示されています。
糖尿病でも運動してよいですか?
基本的に運動は推奨されます。ウォーキング・水泳などの有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが血糖改善に有効です。ただし合併症の状態によっては制限が必要な場合もあるため、医師に確認したうえで始めましょう。
糖尿病と判断された場合、何科を受診すればよいですか?
内科(特に糖尿病内科・代謝内科)が主な診療科です。当院でも2型糖尿病の診断・管理に対応しています。網膜症が心配な場合は眼科、腎症が疑われる場合は腎臓内科との連携も行います。
HbA1cの目標値はどのくらいですか?
一般的な目標は7.0%未満(合併症がない場合は6.5%未満)とされています。ただし低血糖リスクが高い方・高齢の方・合併症が進んでいる方は目標を緩めることもあります。個々の状態に合わせて設定します。