倦怠感・だるい
Fatigue

「なんとなくだるい」「疲れているのに眠れない」「休んでも疲れが取れない」——そんな訴えを抱えながら、原因がわからずに過ごしている方は少なくありません。エクシアクリニックトーキョーでは、京橋という通いやすい立地を活かし、忙しい日常を送りながら慢性的な倦怠感に悩む方が、根本から原因を見つめ直せる診療を行っています。血液検査では「異常なし」と言われたけれど、体はつらい——そのような方こそ、ぜひご相談ください。

目次

当院の倦怠感・だるさの診療における特徴

丁寧な問診で「なぜだるいのか」を一緒に探る

「だるい」という訴えは、その背景に多様な原因が潜んでいます。仕事の繁忙期が続いているのか、育児や介護による睡眠不足なのか、あるいは何年も前から続く慢性的なものなのか。症状の内容だけでなく、その方の生活環境、ストレスの種類、食事の習慣、感情の流れまでを丁寧に伺うことで、一般的な検査では見えにくい原因が浮かび上がることがあります。

当院では、ナラティブ・メディスン(その人の物語を大切にする医療)の考えを軸に、数値だけで判断するのではなく、その方の人生の文脈ごと診療します。「どんなときにだるさが強くなるか」「何年くらい続いているか」——そういった会話から、本当の原因を探っていきます。

一般血液検査では見えない栄養・ホルモンバランスを評価する

健康診断や一般的なクリニックでの血液検査は、「病気があるかどうか」を確認するための基準値で判定されます。しかし、基準値内であっても、ビタミンやミネラル、鉄などの栄養素が最適な量よりも少ない状態(機能不全)であれば、倦怠感や集中力の低下を引き起こすことがあります。

当院では、約60〜70項目に及ぶ精密な血液検査を行い、「病気ではないけれど最適ではない状態」を丁寧に評価します。フェリチン(貯蔵鉄)、亜鉛、各種ビタミン、コルチゾール、甲状腺ホルモンなど、倦怠感と深く関わる項目を幅広く確認し、その結果をわかりやすくご説明します。

副腎疲労・自律神経・甲状腺など多角的な視点で診断する

慢性的な倦怠感の原因として、見落とされがちなのが副腎疲労や甲状腺機能の低下、自律神経の乱れです。副腎疲労は、長期にわたるストレスにより副腎のホルモン分泌が乱れる状態で、「朝起きられない」「夕方になると少し元気になる」「カフェインや甘いものに頼りがち」といった症状が特徴的です。

甲状腺機能の低下も、だるさや気力低下を引き起こす代表的な原因のひとつです。これらは通常の健康診断では検査されないことも多く、気づかれないまま過ごしている方もいらっしゃいます。当院では、こうした複合的な要因を見逃さないよう、多角的な視点で評価します。

生活習慣・食事・睡眠を含めた統合的なアドバイスを行う

倦怠感の改善には、薬や点滴だけでなく、日常生活の見直しが欠かせません。何をどのタイミングで食べているか、睡眠の質はどうか、日中の活動量は十分か——こうした生活習慣の詳細を伺いながら、その方に合った現実的な改善策を一緒に考えます。

たとえば、血糖値の乱れが倦怠感の原因になっている場合には食事の順番や内容の調整を、睡眠の質の低下が疑われる場合には就寝前の習慣の見直しを提案します。「続けやすさ」を大切にし、一度に多くを変えるのではなく、その方のペースに合わせた提案を心がけています。

必要に応じて栄養療法・点滴療法・ホルモン療法を組み合わせる

食事だけでは補いきれない栄養素の不足がある場合は、医療機関専用の高品質なサプリメントによる栄養補給を行います。また、より速やかな回復を希望される方には疲労回復点滴やマイヤーズカクテル点滴、高濃度ビタミンC点滴などの選択肢もあります。ホルモンバランスの乱れが原因と判断される場合には、ナチュラルホルモン補充療法を組み合わせることもあります。

それぞれの治療を単独で行うのではなく、その方の状態と希望に合わせて組み合わせることで、より効果的な改善をめざします。

倦怠感・だるさとは

倦怠感とは、身体的・精神的な「疲れ」や「だるさ」が持続する状態です。一時的な疲労と異なり、十分に休んでも回復せず、日常生活や仕事に支障をきたすほどの倦怠感が続く場合は、何らかの原因が潜んでいることがあります。

倦怠感は非常に多様な原因から生じます。感染症や貧血などの身体疾患によるものもあれば、ストレスや睡眠障害、うつ状態などの精神的要因によるもの、あるいは栄養不足やホルモンバランスの乱れによるものもあります。「検査しても異常がない」と言われた場合でも、身体の機能が最適な状態でないために倦怠感が生じているケースは珍しくありません。

倦怠感・だるさの主な原因

貧血(特に鉄欠乏性貧血)は、女性に多くみられる倦怠感の原因のひとつです。ヘモグロビン値が基準内であっても、貯蔵鉄(フェリチン)が低下している「隠れ貧血」の状態で倦怠感を感じている方は少なくありません。

甲状腺機能の低下(橋本病など)も、倦怠感や気力低下を引き起こす代表的な疾患です。他にも、副腎疲労やコルチゾールの分泌異常、ビタミンD・B群・亜鉛・マグネシウムなどの栄養素不足、血糖値の乱れ(機能性低血糖)、睡眠時無呼吸症候群、自律神経の乱れ、更年期に伴うホルモン変化なども、慢性的な倦怠感の原因として挙げられます。

「なんとなくだるい」という漠然とした訴えであっても、丁寧に原因を探ることで、適切な対処が見えてくることがあります。

当院の診療の流れ

初診時はまず、じっくりと問診を行います。症状がいつ頃から始まったか、どのような状況で悪化するか、日常生活や食事・睡眠の状況などを丁寧に伺います。その後、必要と判断した場合は血液検査を行い、一般的な項目に加えて栄養状態やホルモンバランスなどを詳しく評価します。

検査結果をもとに、原因と考えられることをわかりやすくご説明し、治療方針を一緒に考えます。まずは生活習慣の改善から取り組むか、サプリメントや点滴療法を組み合わせるかなど、その方の希望と状態に応じて提案します。経過をみながら定期的に評価を行い、必要に応じてプランを見直しながら改善をめざします。

よくある質問

「健康診断で異常なし」と言われましたが、受診できますか?
はい、もちろんご相談いただけます。健康診断の基準値はあくまで「病気があるかどうか」を判断するための目安であり、最適な健康状態を示すものではありません。当院では、基準値の範囲内であっても栄養素やホルモンが「機能として不足している状態」を評価できる精密な血液検査を行っています。「異常なし」と言われたけれどつらい、という方こそ、ぜひご受診ください。
倦怠感は内科で診てもらえるのですか?
はい、倦怠感は内科の受診対象です。当院では一般内科としての診察のほか、ホルモンバランスや栄養状態の評価、生活習慣の見直しなどを含めた統合的な診療を行っています。複数の要因が絡み合っている場合も多いため、幅広い視点で原因を探ります。
どのくらいの期間で改善が期待できますか?
原因によって異なりますが、鉄欠乏や栄養不足が原因の場合は数週間〜2〜3か月程度で変化を感じる方もいらっしゃいます。一方で、副腎疲労や慢性的なホルモンバランスの乱れが関与している場合は、3〜6か月以上かけてゆっくりと改善していくことが多いです。焦らずに経過をみながら、一緒に取り組んでいきます。
自費診療になりますか?
一般内科としての診察や基本的な血液検査は保険診療が可能です。ただし、詳細な栄養解析や特殊なホルモン検査、サプリメント処方、点滴療法などは自費診療となります。初診時に費用についてわかりやすくご説明しますので、不安な点はお気軽にご確認ください。
カフェインや甘いものへの依存が強いのですが、関係ありますか?
大いに関係しています。カフェインや甘いものへの強い欲求は、副腎疲労や血糖値の乱れ(機能性低血糖)、慢性的なエネルギー不足のサインであることがあります。こうした症状も問診でしっかりと伺い、背景にある原因を探っていきます。