インフルエンザ
influenza

風邪(普通感冒)は、ウイルス感染を主な原因とする急性の上気道炎で、鼻水・喉の痛み・咳・発熱・だるさなど、日常的によく経験する症状です。多くの場合は自然に回復しますが、症状が長引く場合や高熱が続く場合には、別の疾患が隠れていることもあります。エクシアクリニックトーキョーでは、京橋エリアの患者様の風邪症状に丁寧に対応するとともに、繰り返し体調を崩しやすい方には、免疫力や栄養状態の根本的な見直しもご提案しています。

目次

当院のインフルエンザにおける特徴

当院のインフルエンザにおける特徴

迅速検査による早期診断

発熱から一定時間が経過していれば、鼻腔スワブによる迅速抗原検査でインフルエンザウイルスの感染を約15分で確認できます。普通の風邪・新型コロナウイルス感染症など他の疾患との鑑別を正確に行い、治療方針を早期に決定します。

ハイリスクの方への丁寧な対応

高齢の方、持病(糖尿病・心疾患・呼吸器疾患など)がある方、乳幼児、妊娠中の方は重症化しやすい傾向があります。当院ではこうした方に対して特に丁寧に経過を確認し、必要に応じて専門医療機関への紹介も行います。

繰り返す感染症には体質改善の視点を

毎年インフルエンザにかかる方や、感染後の回復が遅い方は、免疫機能・栄養状態に問題が潜んでいることがあります。当院では血液検査で栄養解析を行い、ビタミン・ミネラルの不足があれば食事指導や栄養補充療法をご提案します。

予防・回復後の栄養アドバイス

インフルエンザからの回復後も、しばらく倦怠感が残る方は少なくありません。体力の回復には栄養補給が重要であり、高濃度ビタミンC点滴や疲労回復点滴など、回復を早めるための点滴療法もご用意しています。

インフルエンザとはどのような病気か

どのような病気か

インフルエンザは、インフルエンザウイルス(主にA型・B型)への感染によって発症する急性感染症です。毎年秋から冬にかけて流行し、学校・職場・医療機関などで集団感染が起こりやすいことが知られています。

普通の風邪と混同されやすいですが、インフルエンザは症状の急激な発症と全身症状の強さが特徴で、適切な治療なしに放置すると肺炎・気管支炎・心筋炎・脳症などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

インフルエンザの主な症状

症状

インフルエンザの典型的な症状は、突然の38〜40℃の高熱、強い倦怠感・脱力感、頭痛、筋肉痛・関節痛です。これらの全身症状が非常に強いことが、普通の風邪との大きな違いです。

鼻水・鼻づまり・喉の痛み・咳などの局所症状も現れますが、全身症状のほうが先に出て目立つことが多いです。発症から1〜2日で症状がピークに達し、通常は5〜7日程度で回復に向かいます。ただし、倦怠感だけは回復後もしばらく続くことがあります。

インフルエンザの感染経路と流行時期

感染経路と流行時期

インフルエンザは主に飛沫感染(咳・くしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込む)と接触感染(ウイルスが付着した手で口や鼻を触れる)によって広がります。日本では毎年12月頃から流行が始まり、1〜2月にピークを迎えるのが一般的です。ただし近年は流行時期や規模が年によって異なります。

潜伏期間は1〜3日で、発症前日から発症後5日間程度は感染力があるとされています。症状のないうちから他の人に感染させてしまう可能性がある点にも注意が必要です。

診断と検査について

診断と検査について

インフルエンザの診断は、問診・身体診察に加え、主に鼻咽頭スワブを用いた迅速抗原検査によって行います。この検査は発症から12〜24時間が経過していると精度が上がります。

ただし、検査のタイミングによっては陰性と出る場合もあります。症状の経過や流行状況なども総合的に判断し、必要に応じて再検査を行うこともあります。

当院での治療方針

治療方針

インフルエンザと診断された場合、発症48時間以内であれば抗ウイルス薬による治療が有効です。当院ではオセルタミビル(内服)などの薬剤を処方し、発熱や全身症状を和らげる対症療法も組み合わせます。

療養中は安静・十分な水分補給・栄養補給が回復の基本です。解熱後も倦怠感が強い場合や、回復を急ぎたい場合は、栄養点滴療法もご案内しています。

感染予防のために

感染予防のために

38.毎年のインフルエンザワクチン接種が、感染予防・重症化予防に有効とされています。接種を希望される方は、流行前の10〜11月頃のご予約をお勧めします(当院での実施状況はお問い合わせください)。

38.日常的な予防としては、こまめな手洗い・うがい、適度な湿度の保持、マスクの着用が効果的です。また、十分な睡眠・バランスのよい食事・適度な運動による免疫力の維持も大切です。

よくある質問

検査で陰性でもインフルエンザのことはありますか?
はい、あります。発症直後(12時間以内)は体内のウイルス量が少なく、検査で陰性が出ることがあります。症状や流行状況から強くインフルエンザが疑われる場合は、時間をおいて再検査するか、医師の判断で治療を開始することもあります。
抗ウイルス薬を飲むと早く治りますか?
抗ウイルス薬を発症48時間以内に服用すると、発熱期間が約1〜2日短縮されることが多いとされています。ただし、服用中であっても安静・水分補給・栄養補給は欠かせません。
学校・職場への出席はいつから可能ですか?
学校保健安全法では、インフルエンザの場合「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止の目安とされています。職場については法的な規定はありませんが、解熱後24〜48時間は自宅で様子を見ることをお勧めします。
インフルエンザワクチンの接種は意味がありますか?
ワクチンは感染を完全に防ぐものではありませんが、重症化・入院・合併症のリスクを下げる効果があるとされています。特に高齢の方・基礎疾患がある方・乳幼児には積極的な接種が推奨されています。
妊娠中でも抗ウイルス薬を使えますか?
妊娠中の方はインフルエンザが重症化しやすいため、発症した場合は早めの受診が重要です。抗ウイルス薬の使用については、安全性に関する情報をもとに医師が個別に判断しますので、ご不安な点はお気軽にご相談ください。
高齢の親がインフルエンザにかかりました。どうすればよいですか?
高齢の方は肺炎などの合併症リスクが高いため、早めに受診させてください。特に呼吸困難・意識の変容・高熱が3日以上続く場合は速やかな受診が必要です。当院では高齢の方の診察も丁寧に対応しています。