「お腹の調子がいつも悪い」「便秘と下痢を繰り返す」「なんとなく肌荒れやアレルギーが続く」——こうした症状の背景に、腸内環境の乱れが関係していることがあります。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、消化吸収だけでなく免疫・代謝・精神面にも深く関わる臓器です。エクシアクリニックトーキョーでは、京橋で、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを医学的に評価し、食事・プロバイオティクス・生活習慣改善を組み合わせた腸内環境改善プログラムを提供しています。
腸内環境は、消化・吸収の問題にとどまらず、免疫機能・精神的な安定・代謝・アレルギー・肌の状態など、全身の健康に関わっています。腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸は腸の粘膜を守り、免疫を調整する働きを持ちます。また、幸福感に関わるセロトニンの大部分が腸で作られることから、腸とこころのつながりも注目されています。
当院では、腸の不調を「お腹だけの問題」として捉えるのではなく、全身の健康状態との関連を踏まえた総合的な視点で評価します。
食生活・便通の状況・ストレスレベル・既往症・服用中の薬(特に抗生物質の使用歴)などを丁寧に伺い、腸内環境が乱れている原因を多角的に評価します。
検査では、便検査や血液検査を用いて腸内細菌のバランス・炎症の有無・栄養吸収の状態などを評価します。データに基づいて原因を明確にした上で、その方に合ったプログラムを作成します。
腸内環境の改善には、腸内の善玉菌を増やす食事(発酵食品・食物繊維)の取り入れ方が基本です。一方で、過剰な糖質・加工食品・アルコールは腸内の悪玉菌を増やす要因となるため、食事の内容を個別に見直します。
プロバイオティクス(善玉菌の補充)とプレバイオティクス(善玉菌のエサとなる成分)のサプリメントを必要に応じて使用します。また、腸粘膜の修復に関わるグルタミン酸やビタミンD、亜鉛などの栄養素の補充も行います。
腸内環境の乱れは、花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の悪化、肌荒れ・ニキビ、気分の落ち込みや不安感、慢性疲労、免疫力の低下など、一見腸と無関係に思える症状とも関連することがあります。
こうした症状を抱えながらも「腸の問題」と気づかずにいる方も多くいらっしゃいます。当院では、こうした腸内環境と全身症状のつながりを踏まえた評価を行っています。
腸内環境の改善には継続的な取り組みが必要です。当院では定期的な検査とカウンセリングを通じて改善状況を確認し、食事内容やサプリメントを調整しながら、最適な腸内環境の維持をめざします。
私たちの腸内には1,000種類以上・100兆個以上ともいわれる腸内細菌が生息しており、この集まりを「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼びます。善玉菌・悪玉菌・日和見菌がバランスを保っている状態が腸内環境の理想ですが、食生活の乱れ・ストレス・抗生物質の使用・加齢などによってこのバランスが崩れることがあります。
腸は消化・吸収の場であると同時に、体の免疫細胞の約70%が集まる最大の免疫器官でもあります。腸内環境が整っていることは、全身の健康を支える基盤となります。
腸内環境が乱れると、以下のようなさまざまな症状が現れることがあります。
| 消化器症状 | 便秘、下痢、便秘と下痢の繰り返し、腹部膨満感(お腹の張り)、ガスの増加、胃もたれ、胃酸の逆流、げっぷ、腹痛、過敏性腸症候群など。 |
|---|---|
| 免疫・アレルギー症状 | 風邪をひきやすい、アレルギー性鼻炎・花粉症の悪化、アトピー性皮膚炎の悪化、食物アレルギーの悪化、慢性蕁麻疹など。 |
| 肌・外見への影響 | 肌荒れ・ニキビ、肌のくすみ、慢性的な口内炎など。 |
| 全身・精神的な影響 | 慢性的な疲労感、集中力・記憶力の低下、気分の落ち込み・不安感、体重増加・痩せにくさなど。 |
腸内環境改善プログラムは基本的に安全ですが、腸内細菌のバランスが急に変化する場合、以下の症状が一時的に現れることがあります。
軟便・下痢、腹部膨満感・ガスの増加、軽い腹痛。これらは多くの場合、プログラムへの体の適応過程で生じるものであり、時間が経つにつれて落ち着いていきます。また、サプリメントやプロバイオティクスに対してアレルギー反応が出る場合もあります。体調に異変を感じた場合は、すぐに医師へご相談ください。