脂質異常症
Dyslipidemia
脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が基準値を超えている状態を指します。自覚症状がほとんどないまま進行し、気づいたときには動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞などの重大疾患につながることがあります。エクシアクリニック東京では、「数値を下げる」だけでなく、なぜコレステロールや中性脂肪が高くなるのかを追求し、血管を守るための根本的な治療を、京橋エリアの患者様にご提供しています。
目次
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当院の脂質異常症における特徴
- 原因を追求する詳細な評価
- 生活習慣改善と投薬の最適な組み合わせ
- 栄養療法・漢方を取り入れた体質改善
- ホルモンバランスとの関連評価
- 動脈硬化リスクの総合的な管理
- 脂質異常症とはどのような状態か
- 脂質異常症の症状と診断基準
- 脂質異常症の主な原因
- 脂質異常症を放置するとどうなるか
- 当院での治療方針
- こんな方におすすめです
- よくある質問
当院の脂質異常症における特徴
原因を追求する詳細な評価
コレステロールや中性脂肪が高い背景には、食生活・運動不足・肥満・遺伝・ホルモンバランスの変化・甲状腺機能低下など様々な要因が絡んでいます。当院では血液検査を詳細に分析し、個々の原因に応じた治療計画を立てます。
生活習慣改善と投薬の最適な組み合わせ
まず生活習慣の見直し(食事・運動・飲酒量の調整など)から始め、必要に応じてスタチン系薬剤・フィブラート系薬剤などの薬物療法を加えます。「できる限り薬に頼らず体質改善したい」という方の希望にも丁寧に対応します。
栄養療法・漢方を取り入れた体質改善
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)・コエンザイムQ10・ビタミンEなど、脂質代謝を改善する栄養素の補充も有効です。体質や症状に合わせて漢方薬を活用することもあります。
ホルモンバランスとの関連評価
更年期以降の女性ではエストロゲンの低下によってLDLコレステロールが急上昇する傾向があります。ホルモンバランスの評価と、必要に応じてナチュラルホルモン補充療法との組み合わせもご提案します。
動脈硬化リスクの総合的な管理
脂質異常症単独ではなく、高血圧・糖尿病・肥満・喫煙などの複合的なリスク因子を総合的に評価します。心血管イベントのリスクを正確に把握し、優先すべき治療の方向性を一緒に考えます。
脂質異常症とはどのような状態か
血液中の脂質(コレステロール・中性脂肪)が適切な範囲から外れた状態を脂質異常症といいます。特に「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロールが高い状態が長く続くと、血管内壁に脂質が蓄積してプラーク(動脈硬化巣)を形成し、血管が硬く細くなります。これが動脈硬化であり、心筋梗塞・脳梗塞の主要な原因となります。
一方、「善玉コレステロール」と呼ばれるHDLコレステロールは血管内の過剰なコレステロールを回収する働きをするため、低すぎる場合も問題です。
脂質異常症の症状と診断基準
脂質異常症は自覚症状がほとんどありません。健康診断で初めて指摘されることが多く、「要精査」と言われても症状がないため放置しやすい疾患です。
| 項目 | 診断基準値 |
|---|---|
| LDLコレステロール高値 | 40mg/dL以上 |
| HDLコレステロール低値 | 140mg/dL以上 |
| 中性脂肪高値 | 150mg/dL以上(空腹時) |
| non-HDLコレステロール高値 | 170mg/dL以上 |
(日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」に基づく)
脂質異常症の主な原因
食生活の乱れ(飽和脂肪酸・トランス脂肪酸・糖質の過剰摂取)、運動不足・肥満(特に内臓脂肪型肥満)、アルコールの過剰摂取(中性脂肪を上げやすい)、遺伝的要因(家族性高コレステロール血症など)、ホルモンバランスの変化(更年期・甲状腺機能低下症など)が主な原因として挙げられます。
脂質異常症を放置するとどうなるか
動脈硬化が進むと血管が狭くなり、血流が滞るようになります。最終的に血栓が生じて血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる疾患を引き起こします。動脈硬化そのものは症状が出にくいため、定期的な検査で早期に発見・対処することが重要です。
当院での治療方針
生活習慣改善(食事・運動・節酒・禁煙)を基本とし、必要に応じてスタチン系・フィブラート系・EPA製剤などの薬剤を処方します。栄養療法(オメガ3脂肪酸・ビタミンEなどの補充)や、中性脂肪が高い方には糖質管理・アルコール制限の指導も行います。定期的な血液検査で効果を確認しながら治療を進めます。
こんな方におすすめです
健診で「LDLコレステロールが高い」「中性脂肪が高い」と言われた方、家族に心筋梗塞や脳梗塞の既往がある方、薬だけに頼らず体質改善したい方、食事・運動・栄養を総合的に見直したい方はぜひご相談ください。
こんな方におすすめです
健診で「血糖値が高め」「HbA1cが引っかかった」と言われた方、すでに糖尿病と診断され薬を減らしたい・生活習慣から改善したい方、合併症が心配な方、忙しい中でも効率的に体を整えたいビジネスパーソン・経営者の方は、ぜひご相談ください。
よくある質問
- コレステロールが高いといわれましたが、症状がないので問題ないですか?
- 脂質異常症は自覚症状がないまま動脈硬化を進行させます。「症状がない=安全」ではなく、むしろ症状がないからこそ早期からの治療が重要です。
- 食事に気をつけているのにコレステロールが下がりません。なぜですか?
- コレステロールの約70〜80%は肝臓で合成されるため、食事の影響だけでは限界があります。遺伝的素因が強い場合(家族性高コレステロール血症など)は薬物療法が不可欠なこともあります。
- スタチン系薬剤は長期使用しても安全ですか?
- スタチン系薬剤は心血管リスク低減への効果が最も強く示された薬剤の一つです。ただし筋肉痛・肝機能障害などの副作用が稀に起こるため、定期的な血液検査で確認します。
- 中性脂肪が高いのですが、コレステロールとは別物ですか?
- はい。中性脂肪(トリグリセリド)は脂質の一種ですが、LDLコレステロールとは異なります。中性脂肪が高い場合は特に糖質・アルコールの過剰摂取が関係することが多く、食事の見直しが有効です。
- 更年期以降にコレステロールが急に上がりました。治療が必要ですか?
- 閉経後の女性ではエストロゲン低下によってLDLコレステロールが上昇しやすくなります。ホルモンバランスとの関連を評価し、必要に応じてホルモン補充療法も含めた治療をご提案します。
- EPAやオメガ3脂肪酸のサプリメントは効果がありますか?
- 中性脂肪を下げる効果が比較的確認されているサプリメントです。ただし医薬品グレードのEPA製剤(処方薬)と市販サプリでは品質・用量に大きな差があります。当院では必要に応じて医薬品グレードの製剤を処方します。
- 子どもにも脂質異常症はありますか?
- 家族性高コレステロール血症のような遺伝性の脂質異常症は小児にも見られます。ご家族に若くして心筋梗塞を発症した方がいる場合は、お子様の検査もご検討ください。